画像から生成した3Dは、ゲーム背景に使えるのか画像から生成した3Dは、ゲーム背景に使えるのか
2026年8月末、画像から生成した3Dモデルを自分の制作にどこまで入れるかを決めました。
結論は、納品物には使わず、手作業で仕上げるための下地としてだけ使う、というものです。
寸法の再現はすでに実用水準に達していますが、それでも線を引いたのは別の理由からでした。
2026年8月末、画像から生成した3Dモデルを自分の制作にどこまで入れるかを決めました。
結論は、納品物には使わず、手作業で仕上げるための下地としてだけ使う、というものです。
寸法の再現はすでに実用水準に達していますが、それでも線を引いたのは別の理由からでした。
結論 — 納品物には使わず、下地としてだけ使います 結論 — 納品物には使わず、下地としてだけ使います
生成したメッシュをそのまま公開したり販売したりはしません。
使うのは、手作業で仕上げるための下地としてだけです。
理由は品質の絶対値ではなく、仕上がりの出所が見えてしまうことにあります。
ゲーム開発の経験がある人なら、トポロジーの流れとUVの具合を見ればそれが生成物だと分かります。
その状態のものを自分の名前で出すことに、私は納得できませんでした。
生成したメッシュをそのまま公開したり販売したりはしません。
使うのは、手作業で仕上げるための下地としてだけです。
理由は品質の絶対値ではなく、仕上がりの出所が見えてしまうことにあります。
ゲーム開発の経験がある人なら、トポロジーの流れとUVの具合を見ればそれが生成物だと分かります。
その状態のものを自分の名前で出すことに、私は納得できませんでした。
実際に回して分かったこと 実際に回して分かったこと
判断の材料は、大八車と椅子を題材にした一通りの検証です。
Meshy の Game Ready 出力は、背景アセットとして使うには足りませんでした。
現時点でいちばん良かったのは Tripo P2.0 の Game Ready で、これは実用の入口に立っています。
ただし、そのまま置ける水準ではなく、それなりの手作業の修正が要りました。
Hi3D で生成したメッシュに Tripo の quad remesh をかける経路も試しましたが、エッジと境界の丸まりは消えませんでした。
判断の材料は、大八車と椅子を題材にした一通りの検証です。
Meshy の Game Ready 出力は、背景アセットとして使うには足りませんでした。
現時点でいちばん良かったのは Tripo P2.0 の Game Ready で、これは実用の入口に立っています。
ただし、そのまま置ける水準ではなく、それなりの手作業の修正が要りました。
Hi3D で生成したメッシュに Tripo の quad remesh をかける経路も試しましたが、エッジと境界の丸まりは消えませんでした。
リトポロジーでは直らない問題がある リトポロジーでは直らない問題がある
ここで効いたのは、後段で直せる問題と上流で決まってしまう問題を分けて見ることでした。
丸まったエッジは、リメッシュのアルゴリズムを変えても戻りません。
生成の時点で情報が失われているからです。
念のため Blender の Quadremesh Tools Pro を購入して動かしましたが、ツールの機能に問題はありませんでした。
ボトルネックはツールではなく、生成モデルの側にありました。
道具を替えて解決する種類の問題ではなかった、ということです。
ここで効いたのは、後段で直せる問題と上流で決まってしまう問題を分けて見ることでした。
丸まったエッジは、リメッシュのアルゴリズムを変えても戻りません。
生成の時点で情報が失われているからです。
念のため Blender の Quadremesh Tools Pro を購入して動かしましたが、ツールの機能に問題はありませんでした。
ボトルネックはツールではなく、生成モデルの側にありました。
道具を替えて解決する種類の問題ではなかった、ということです。
形状の忠実度は、もう十分に高い 形状の忠実度は、もう十分に高い
誤解のないように書いておくと、寸法の再現という一点では、現在のサービスはすでに実用水準です。
救急車の4視点素材を共通フレーム化したうえで各サービスに通し、生成された GLB のバウンディングボックスから長辺と中辺の比を測りました。
参照となる2D素材自身の値が 2.121 から 2.165 で、Hi3D v3.0 は高品質モードで 2.120、master モードで 2.174 でした。
入力素材は左右で 2% ずれているので、生成側の誤差は素材自身の揺れより小さいことになります。
つまり形状の忠実度は、素材の質で頭打ちになるところまで来ています。
それでも納品物に使わないのは、忠実度とは別の理由です。
誤解のないように書いておくと、寸法の再現という一点では、現在のサービスはすでに実用水準です。
救急車の4視点素材を共通フレーム化したうえで各サービスに通し、生成された GLB のバウンディングボックスから長辺と中辺の比を測りました。
参照となる2D素材自身の値が 2.121 から 2.165 で、Hi3D v3.0 は高品質モードで 2.120、master モードで 2.174 でした。
入力素材は左右で 2% ずれているので、生成側の誤差は素材自身の揺れより小さいことになります。
つまり形状の忠実度は、素材の質で頭打ちになるところまで来ています。
それでも納品物に使わないのは、忠実度とは別の理由です。
では、何に使うのか では、何に使うのか
AIに任せる範囲を、生成とアシストの2つに絞りました。
生成側は、コンセプトアート、シームレスな下地テクスチャ、そしてローポリへのベイクを前提にした下地モデルの3つです。
アシスト側は、まだ不慣れな Blender の操作補助、Houdini の複雑なノードの組み立て、そして出来上がったアセットを Unreal Engine 上でゲームに仕立てる作業の補助です。
実際の手順は、Tripo P2.0 で下地を出し、DCCでリトポとUVを整えるか、あるいは素のハイポリから手作りのローポリへテクスチャをベイクし、必要ならセグメンテーションを入れて、最後に Substance Painter で仕上げる、という流れになります。
この配分だと、AIが3割から5割、手作業が5割から7割です。
AIに任せる範囲を、生成とアシストの2つに絞りました。
生成側は、コンセプトアート、シームレスな下地テクスチャ、そしてローポリへのベイクを前提にした下地モデルの3つです。
アシスト側は、まだ不慣れな Blender の操作補助、Houdini の複雑なノードの組み立て、そして出来上がったアセットを Unreal Engine 上でゲームに仕立てる作業の補助です。
実際の手順は、Tripo P2.0 で下地を出し、DCCでリトポとUVを整えるか、あるいは素のハイポリから手作りのローポリへテクスチャをベイクし、必要ならセグメンテーションを入れて、最後に Substance Painter で仕上げる、という流れになります。
この配分だと、AIが3割から5割、手作業が5割から7割です。
掲載と販売の線引き 掲載と販売の線引き
自分のアセットサイトでは、手作業で仕上げたものだけを載せます。
ただし、掲載のペースを落とすつもりはありません。
そのために下地の生成からベイク、Substance Painter までのループを速くすることが、当面の主戦場になります。
販売先の規約も見ておくと、TurboSquid はAI生成物を受け付けません。
Unity Asset Store と Fab は、使ったことを開示すれば掲載できます。
ArtStation と Sketchfab は2026年8月に Epic Games から KitBash へ売却されたばかりで、新しい方針はまだ出ていません。
ただ、私が線を引いた理由は規約ではありません。
規約が許しても、見る人に分かってしまうものは出さない、というだけのことです。
自分のアセットサイトでは、手作業で仕上げたものだけを載せます。
ただし、掲載のペースを落とすつもりはありません。
そのために下地の生成からベイク、Substance Painter までのループを速くすることが、当面の主戦場になります。
販売先の規約も見ておくと、TurboSquid はAI生成物を受け付けません。
Unity Asset Store と Fab は、使ったことを開示すれば掲載できます。
ArtStation と Sketchfab は2026年8月に Epic Games から KitBash へ売却されたばかりで、新しい方針はまだ出ていません。
ただ、私が線を引いた理由は規約ではありません。
規約が許しても、見る人に分かってしまうものは出さない、というだけのことです。
技術としては面白いですし、寸法の再現はもう文句のない水準です。
それでも私は、生成したメッシュをそのまま出すことはしません。
下地としてなら明日から使えます。
これが2026年8月末時点の私の判断です。
この線は品質が上がれば動かしますが、動かす基準は「見て分からなくなったとき」ではなく、「トポロジーとUVを自分で説明できるとき」に置いておきます。
技術としては面白いですし、寸法の再現はもう文句のない水準です。
それでも私は、生成したメッシュをそのまま出すことはしません。
下地としてなら明日から使えます。
これが2026年8月末時点の私の判断です。
この線は品質が上がれば動かしますが、動かす基準は「見て分からなくなったとき」ではなく、「トポロジーとUVを自分で説明できるとき」に置いておきます。
Part of: このテーマの全体像: The Current State of AI-Generated 3D Creations AI 3D生成の現在地